菱川さんのブログの「CMS案件の制作フローは変化する。先にCMSを導入し、あとでデザインする」を読んで。
Facebookにシェアしようとしたら文章長いよ的な事を警告されたのでブログに書きます(笑)
制作フローを変化させていく
菱川さんのいう「先にCMSを導入し、あとでデザインする」という方向は増えていくと思う。
ただし、このフローが確立するにはクライアント(依頼者)のWebサイト制作への参加姿勢も重要。
丸投げしてた会社なんかは大きな意識改革をもとめられそう。
運営にはコストや時間がかかります。社内である程度やれる体制を作るか、外部に委託するか、どちらにしろそれなりのコストはかかってきます。
自動化もできないし、その会社を理解してる人じゃないと無理なので。
CMSって運営してなんぼなので当たり前といえば当たり前なんだけど。
でもまだWebサイトを会社案内程度に考えてるところが多いのも確か。
この話は地方でやってる制作会社だと正直ピンと来ない人もいると思います。これまで通りのやり方しばらくは仕事できるかもしれませんが、この流れをクライアントにも学んでもらうようにしなきゃいずれ必要とされなくなっていく可能性は非常に高いとも思います。
クライアントとの関係性も見直す
依頼があった時だけ提案・対応するような関係じゃなかなかうまくいかないと思います。運営までもしっかり考えられる制作会社と一緒にやっていくようなやり方はひとつの方法かもしれません。それを納得してもらうのも大変ではありますが。
依頼者も受注者も一緒にやっていく会社はきちんと選ぶ時代になってくると思います。
WordPressもコンテンツ部分でいずれConcrete5のような柔軟なレイアウト機能を実装するという話もあったような気がします。
全ての案件ではないけれどそういう機能の提案もやりはじめてます。
このフローは今後1〜2年で浸透・実現していくのかな。
どちらにしろWebサイトって作って終わりじゃ無いですよね。
Webサイト制作が必ずしもゴールではない
【ここからちょっと辛口】
依頼者側でここまで読んで「面倒くさいなー」とか「良くわからないなー」って思った人はWebサイトいらないと思います。
そういう人は格安の制作会社とかに依頼すると思いますが、安く早く作れたとしてもそのWebサイトには価値がないし、時間の無駄だと思います。
そんなお金が少しでもあるならWebサイト以外のツールにお金をかけて、依頼者の得意な方法で営業かけたほうがよっぽどマシです。※活動出来るフィールドは狭くなりますが。
Webサイト作りたい・リニューアルしたいって依頼をもらっても、「今の状況やタイミングならばチラシ作ったほうが良いのではないですか?」って提案する事もあります。
意味の無いものを作っても誰も幸せになりません。
いろいろ変化する時期という事なのかなー。
菱川さんの記事
CMS案件の制作フローは変化する。先にCMSを導入し、あとでデザインする | notnil creation weblog
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