CPIの新サービス「Smart Release(スマートリリース)」を使用してみました。ぼんやり便利そうなのかなという印象だったのですが、すごい便利でした。
(例:http://●●●●●●●.smartrelease.jp/ )
公開用サーバーはドメイン名(あるいはIPアドレス)でアクセス、という流れです。テスト環境のデータで問題なければ本サーバーにボタンひとつでデータを移して公開できる仕組みです(たぶん)
▼ログインすると管理画面がガラっと変わっています。
メールサーバー設定は以前は違うアドレスでログインだったのがひとつにまとまって便利になりました。
テストサーバーと本サーバーのFTPアカウントがそれぞれ設定できたりします。
制作会社さんやシステム会社さんに開発時だけ関わってもらって公開サーバーはさわってほしくない場合などにも使えますね。
▼コントロールパネルよりWordPressをインストール。
データベースのホスト名が初期のlocalhostでないので注意。
▼データベースとユーザー名、パスワードを入力
データベースのホスト名も忘れずに変更。
▼ テストサーバー上で問題ないようなので「今すぐ公開」を選択
今回は全データをそのまま移行するを選びましたが、除外ファイルなどの指定も可能です。
【2012.10.27追記】あまりデータの入ってないWordPressサイトだとリリースは約6秒ぐらいでした。
正式なドメイン名でアクセスするとWordPressの環境もそのまま移行が完了してました。
記事内容はもちろんプラグインやウィジェットの設定もそのままなのは便利。
※http://(テストサーバー)/wp-admin/ を http://(ドメイン名)/wp-admin に変えればログインできます。
ただしWordPressの設定はそのまま受け継がれてるので、アドレスがテストサーバーのものになっています。
ダッシュボードの一般設定から下記の部分を変更します。
これで完了。
ちょこっと注意する部分はありますが、ものすごく便利!。これからガンガン活用したいと思います。
いちいち自社のテスト環境へアップして~みたいな流れも無いので、かなりありがたい機能ではないでしょうか?
うちでも数社のレンタルサーバーを利用してますが、最近はCPIメインです。KDDIというブランドの安心感と、再販も可能なので、安いサーバーを複数借りて運営してる方などは、ここ一本で運営しても問題ないんじゃないでしょうか?
ドメイン毎に異なったアドレス、ID、パスで利用する形なのでお客さん毎に分けられます。
詳しくは自分で調べてみてくださいね。
【追記 2012.6.30.10:53】
今回はテスト環境をごっそり全部移行という形をとりましたが、マクラケン直子さんより「公開サイトの wp-config.php だけ残しておいて、そこにドメインの設定とか書いたりできないんですかね?」とのご指摘をいただきました。
そのほうがすんなり移行できますね。ありがとうございます。※スマートリリース実行時にアップロード除外ファイルを選択可能です。
あわせてリンクもどうぞ。
wp-config.php の編集 – WordPress Codex 日本語版
間違ってる部分があったらTwitterなどで指摘していただけると助かります。
【追記 2012.9.20.14:08】
星野さんが手動インストール時の設定について書かれています。
CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)でWordPressを使うためのphp.iniの初期設定 | 株式会社コミュニティコム
CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)でWordPressを使うためのデータベースの初期設定 | 株式会社コミュニティコム
CPIサーバーのシェアードプランACE01(エース)でWordPressを使うための.htaccessの初期設定 | 株式会社コミュニティコム
【追記 2012.10.27】
データベースもバックアップ(毎日深夜)してくれるようになってます。ありがたすぎます。