【アウトプットの練習】
アウトプットは難しいもので、もっと上手く自分の強みを伝えられるための投稿です。
同業者からの評価は気にせず顧客へ伝えるための練習的な意味合いで書いてます。
クライアントには「御社の売りはなんですか?」と聞きますが、いざ自分は言えるとかというと簡単ではないです。
大企業や広告代理店とお仕事せず、一人でやってるデザイナーがどうやって体制を整えていくかの模索の意味もあります。この記事はすぐに消すかもしれません。
「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め」という言葉がありますが、僕はデザイナーとして早く行きたい側なのだと思います。
東京と地方の2拠点で行き来し、主に小規模事業者や中小企業とお付き合いしている立場で書いてます。
デザイナーは模倣から始まる?
デザイナーは模倣から始まるという言葉がありますが、僕の強みは模倣でない試みや施策を立てられる事だと最近気付きました。【※重要】実作業よりも企画や設計が得意です。
実際に相談で企業や制作会社にアドバイスする時に、今までに誰もやってなかった事を提案する時もあります。ありがたい事にお金を払って相談しようとしてくる人は前向きな方が多いのでアドバイスを実践し成果が出るケースが多いです。
考えつくのと実践するのは違う
一見たいした事ないと思われるものもあるかもしれませんが、誰かを参考にして始めるのと自分で先に始めるのでは天地の差があると思います。こういうのはちゃんとまとめておこうと思うので書いてみます。
こういう事を記すのはこっぱずかしい人がほとんどだと思います。ただし同業者から後ろ指さされて笑われるぐらいがビジネスには効果があると思ってます。
前例無く(ほぼ無く)始めたもの
- 10年前に誰もフリーランスで2拠点生活してる人がいない時代に2拠点生活を始めました。
- 現在どちらの地域に滞在してるかわかるようにカレンダーをホームページ上で公開。さらにアレンジして業務カレンダーとして使っています。日程調整の際のベースとして活用していますがとても便利になりました。
- ウェブサイトで動画を販促視点・問題解決視点で活用しています。デザイナーでも作れるジャンルに着眼し実践しています(従来動画が使われるケースはブランドイメージ向上が主)
- 打ち合わせ1回目の時に撮影、2回目で実際に全てのページを閲覧できるホームページの試作品を作って提案するワークフローを実践。写真も動画も見出しも試作品に反映する。テキストのみダミー。大幅に作業工程を短縮して費用をおさえる事に成功。(全てのケースでやってる訳ではありませんが前例はないはずです)
- デザイナーで相談料をいただいています(打ち合わせの有料化)。
他業種は当たり前のようにありますが制作サイドでは今でもあまり無いはず。
これはウェブ事情の把握具合や広告施策・企画提案などに価値があるという自信があるからです。 - 名刺の電話番号を廃止し、その代わりにQRコードで連絡先リンクページへ飛ばしてコミュニケーションの起点としています。
※忘れただけで失敗した事も沢山あるとは思います。前例あるものも含まれてる可能性はあります。
ウェブの流れの予想が当たる
ウェブのトレンドなどの予測の的中率は高めです。(だいたい3年早い)。
制作に関しても技術や流れ的に他の多くの制作者と比べて3年ぐらい着手が早いので、多少年月が経っても運用に耐えうるのも有利な点と考えます(デザインの目新しさなどというビジュアル的な視点ではありません)。
- 2011年に始めたwebクリエイターのための情報交換所で情報を集めてまとめるようになりさらにその精度が高まったと考えます。
- 2010年ぐらいからデザイナーとしてWordPressを本格活用しはじめる(当時はエンジニアやコーダーが中心で本職のデザイナーで使う人はかなり少数)。現在は世界の3分の1のホームページはWordPress(ワードプレス)。
- 2013年ぐらいからレスポンシブウェブデザインを本格的に始める。その中でCSSフレームワークの優位性に気付く。幾度かの登壇を経て2015年にウェブサイト設計の本を書きました。
2018年ぐらいからようやくフレームワークを使う人が増え始め、本で書いたサイト設計も理解され始めました(Bootstrap本と間違われてた誤解も少し解けてると良いな)。 - 2016〜2017年ぐらいからWordPressのオリジナルテーマ作成から既存のテンプレート活用に比重を移し始める。以後テンプレートをベースにした制作が主流になる事を見据えて、次の差別化要素を探す。動画を取り入れたウェブサイト設計を模索し始める。結果動画マーケティングの本を出しました。
(多くの制作者で主流になるのはおそらく2〜3年後) - ウェブサイトは情報を掲載する所ではありますが、今後はコミュニケーションの起点となる方向へ行くと考えています。
アウトプットは恥ずかしくもあります
書いたものの自分で見てもうざい部分があるなと自覚はしています。
クライアントである事業者の人達に伝えていくためにはやらなければいけない事だと思っています。
同業者から見てかっこ悪い事ほど効果が高いを僕は信じています。