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よつば手帖 よつばデザイン後藤の日々の記録

ロゴデザインの制作工程

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ロゴ作成の手順(あくまで参考例)
グラフィックやってた頃から基本変わってません。

1.打ち合わせ
会社や商品のコンセプトから業界内の背景、社風、将来のビジョン、雰囲気、時流、等を考慮しながらヒアリングします。
ご本人では気づいていない業界外からの視点・魅力・売りなどをここでいかに聞き出せるかが大切です。
2.打ち合わせで出てきたワードを元にさらに連想。
いくつかの形容詞にしぼったり、つなげたり、もうひとつ最大公約数的な言葉に置き換えてみたり。
方向性を決めるすごく大事なポイント
3.ロゴマークのベース案作成
絞ったワードと要素を組み合わせながらいろんな方向を検討(ぼかしてる画像はその時のもの)
ここでだんだんと完成に向けて詰めていきます。
一方向だと10~30ぐらい出してく中でだいたい形がきまっていく事もありますが、
多面的な切り口からのロゴ提案だとその数に比例してアイデアスケッチも増えていきます。
4.データ作成開始
数十~時には百を超えるスケッチ案の中からピンときたものを選定し、実際にイラストレータで形を作っていきます。
有機的な形状だとこの時点で没になる事もしばしば。
逆に清書する中で新たな発見があって再びアイデアスケッチを書きためるというケースもあります。
3~4の行程は時間の許す限り行います。
5.和文ロゴ作成
4と平行しながら和文のロゴにも取り組みます。形状が複雑なものなのでこれが非常に時間がかかります。
僕の場合はある程度ベースの書体を選定してからカナや漢字によって入れ替えてそれらを基準にしながら起こしていく場合が多いです。
6.バランス調整
和文との組み合わせなどを考慮し再度調整。しっくりこないと3からやり直す場合もあります。
7.バリエーションの検討
様々な利用ケースを想定してバリエーションを作成(する場合もあり)。小さく使う場合、マークだけ使う場合など元の形状から若干調整する場合もあります。
英文表記や和文表記の場合のルールなども制定します
8.カラー設定
CMYK、B(1c)、RGB、DICカラーを設定。
※web上で小さくアクセント的に使う場合などは元の色から彩度をあげたりコントラストを強くしたりする場合もあります。
9.データ納品
CD-RやFTPで納品

※画像はとある会社のロゴマーク作成時のラフスケッチ。ここから3案に絞りました。

ロゴは大切なものです。
グローバルな企業だとロゴのマニュアルだけで何十ページもあり、使用についてすごく細かいルールが書かれています(読むだけでも大変)。

「ロゴってほら、すぐ出来るんでしょ?」って思われてる方も多いかもしれませんが、すぐ出来るものではないのをご理解いただければと思います。

べらぼうに安く出来ますって人はたぶんこの工程を飛ばしてるかロゴ作りを知らないんではないかと…。

この記事を書いた人
後藤賢司 よつばデザイン 代表
Webディレクター・デザイナー 日本, 東京&大分
著書
WordPressプロフェッショナル養成読本 [Webサイト運用の現場で役立つ知識が満載! ] (Software Design plus)
WordPressプロフェッショナル養成読本 2014年10月のすごいコンピュータ書で1位
現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド
現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド AmazonのWebデザイン、デザイン、デザイン・グラフィックスで1位